腱鞘炎を我慢してはいけない


”腱鞘炎”は聞いたことはある思います。
しかし、どこ場所のケガでどうしてケガしてしまったのか完璧に理解している方は多くはないでしょう。
ケガを理解することでくり返してしまわないような予防や悪化させないようにしましょう。
今回は腱鞘炎とは何かと、放置してしまうことのリスクについて書いていきます。

どうして使い過ぎてしまうと腱鞘炎になるのか。
その原因は腱鞘の場所・役割に秘密があります。
腱鞘とは筋肉が骨や他の筋肉との摩擦で痛めてしまわないように
筋肉を保護する”トンネル”です。主に腱鞘は繊細な動きを必要とする手や足にあります。
普段の生活であれば痛めることは少ないですが、くり返しの動作や力強く使う等の摩擦で炎症が起きてしまいます。

放置すると”ばね指”に移行する。
腱鞘炎で最も注意してもらいたいのがばね指に移行してしまうことです。
腱鞘炎の痛みを我慢していると腱鞘やそこを通る筋肉が肥厚して”ばね指”に進行する可能性があります。
ばね指とは指の曲げ伸ばしに伴いカックンと引っかかりと痛みを感じる症状です。
ばね指になると腱鞘炎よりも治るのに時間がかかります。
また、日常生活に支障をきたす症状の強いばね指の場合は手術をすすめられることもあるので腱鞘炎のうちに治しましょう。

悪化する前にできること。
痛めている指を使わないように出来るだけ反対側の手をつかうなど安静を保ちましょう。
それでも痛みがひかない場合や痛みが強くなる場合は早めに病院や整骨院で診てもらうようにしましょう。
テーピングやサポーターで固定したり、炎症で痛みが強いときは氷のうで冷やすことも有効ですが
腱鞘炎の症状によってテーピングを張る場所やサポーターの種類も変わるので相談するのをおすすめします。

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