球技でケガをしやすい突き指。ケガしやすい為にあまり重視されませんが、ケガをしやすいからこそリスクを知っておきましょう。
突き指とは
外力により関節や関節の靭帯を痛めてしまうこと。軽度であれば数日で腫れや痛み、曲げられない等の運動制限はなくなります。
スポーツでケガしやすい
スポーツ中のケガでは①足関節 ②手・指 を受傷しやすく、足関節では捻挫によるもの、手・指では突き指によるケガが多くなっています。
指は構造的に繊細な動きをするために関節が複数あり、靭帯が複雑に入り組んでいることと
体の中でも細い部位のため外力を受けやすくけがをしやすい。
注意!ただの突き指ではないかもしれないポイント
●腫れや痛みが強く、皮下出血が出来ている
●痛みが長続きしている
●曲がらない、伸ばせないのが残っている
以上の他にもおかしいと思った時には診てもらうようにしましょう。
突き指のリスク
上記の症状がみられる場合、突き指以外のケガが隠れている可能性があります。
靭帯の断裂や骨折(微細なものでも)ある場合はしっかりと診てもらわないと
グーに握ると変な方向に指が曲がって治ってしまう(オーバーラッピングフィンガー)や
関節が曲げられなくなる、指が曲がって変形、動かしての不安定さが残ることがあります。
診てもらうメリット
損傷の程度、骨折や靭帯の損傷があるかないかの判断をしてもらえて、ケガをしている部位に合わせて固定をすることで治りも早くなります。
包帯やテーピングで固定するときもケガのしかたに合わせて固定するのが重要となります。
ただ固定するだけでは効果が半減することもあります。