意外と多い?腱鞘炎


腱鞘炎(けんしょうえん)という言葉聞いたことありますか?
経験したことも少なくないと思います。しかしどのような状態か知らない方は多いのではないですか。
今回はそんな腱鞘炎について書いていきます。


Q.そもそも腱鞘とは何か
腱鞘炎になりやすい手には指を動かす多くの筋肉が集まっています。
筋肉が伸び縮みして指を動かす際に骨や筋肉同士が擦れないように保護しているのが腱鞘です。
トンネルのような構造をしており筋肉がスムーズに動くようになっています。
腱が”刀”だとすると腱鞘が”刀を収める鞘(さや)”になります。
指を使う頻度が多く腱鞘と腱がこすれると痛めてしまい腱鞘炎になってしまうのです。

Q.筋鞘ではなくなぜ腱鞘というのか
筋肉は腱という組織に置き換わり骨や組織に付着します。
皆さんが想像する筋肉は”筋腹(きんぷく)”と言われる部位で力こぶのところです。
腱はいわいる”スジ”といわれるワイヤー様の部分で少し硬い組織で構成されています。
筋ではなく腱が通るため”腱鞘”というのです。

Q.腱鞘炎ってどうしてなってしまうの
指を使う頻度が多かったり、指先を使う作業があったりと
腱鞘と腱との間で摩擦が起きると傷つき炎症が起きてしまうため痛みが出てしまいます。
指の中でも複雑な動きをする母指を痛める頻度が多いです。
さらに、痛みを我慢して使い続けると指の曲げ伸ばしで”カックン”と引っかかりが出て
”ばね指”に移行してしまう事も多い症状なのです。

Q.腱鞘炎になってしまったらどうしたらいいの
休ませてあげるのが第一です。痛みが有る場合は冷やすとより良いです。
腱鞘炎は主婦の方や指先をよく使う職業の方に多くみられる傾向にあります。
そのため安静にできない場合もよくみられるので、その際はストレッチや
整骨院・接骨院で施術・固定をしてなるべく痛みが出ない状態を作るのが大事になります。

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