顎関節症は、整骨院に来院される方で首が痛くて来院された方で実は顎関節症なんでだなとお話を聞いていくにつれて分かることが多々あります。
特に女性で顎が細い方や、ストレスを感じる仕事についている方、自律神経が乱れやすい方は顎関節症になりやすいと思います。
顎関節症も細かく分けるといくつか分類されます。
Ⅰ型：顎関節の動きに関与する筋肉（いわゆる咀嚼筋）に問題があるもの。
Ⅱ型：顎関節を包む関節包や靭帯に問題のあるもの。
Ⅲ型：関節の中にある関節軟骨（関節円盤）に問題のあるもの。
Ⅳ型：関節が変形性関節症の形を呈しているもの
Ⅴ型：その他（私が初めてこの分類を学んだ時はあったのですが、今ではⅤ型を分類に入れないみたいです）
当然、原因によって色々な症状が出現します。
口を開けて縦に指三本入らなかったり、顎が左右どちらかに傾いている、口を開くと顎に痛みが出る、音が鳴るなどの症状が出現してきます。
筋肉の硬さや頭蓋の歪みや首の背骨の歪みが原因の場合は比較的症状は改善することが多いですが、関節円盤の変性や変形が見られる場合は一度口腔外科で診察を受けた方がいいかもしれません。
何はともあれ、痛みや異常は放っておかないで早めの処置が必要でしょう。
