以前からバレエダンサーの施術を担当する事が多いのですが、
バレエダンサーが勘違いしやすい筋肉についての認識があります。
それは何でしょうか??
バレエダンサーは関節が柔らかくて、可動域が出すぎてる患者さんが多いのも事実です。
しかし、関節が柔らかい=筋肉が柔らかい。
は、実はイコールで結ぶことは出来ません。
関節が柔らかくても筋肉が硬い事があります。練習強度の高い方なんかは筋肉が過度に緊張していて肉離れしそうだなと感じるバレエダンサーは多いです。そして、関節の可動域は筋肉が過緊張してると可動域制限がかかる事は大いにあり得るのですが、可動域に関係する軟部組織は筋肉だけでなく、靭帯や関節包など筋肉以外にたくさん存在します。
関節の可動域が大きいが故に筋肉も柔らかいと思っている、又は思い込んでるバレエダンサーは怪我してからじゃないと筋肉の状態に気づけないケースが特に多いです。
心当たりのあるバレエダンサーは、まず一度深呼吸して落ち着いてみてください。
今現在、活動中、活動後を思い返してみて痛みや違和感、不調は無いですか??
もし思い当たる節があるなら、それは怪我や怪我の前触れかもしれません。
早期に適切な処置を身体の為にしてあげてください!!
休むこと、ケアすることも練習です。
パフォーマンスの向上を考えるときに体の事も考えてあげてください。
宜しくお願い致します。